こんにちは、多趣味が取り柄のとり天です!
コロナウイルスは落ち着いてきましたが、まだまだお家時間が多いですね。
アウトドアな趣味を持っていたり、家にいる時間が少なかった人は急なお家時間の増加で、
自宅でできる趣味を探している人もいるのではないでしょうか。
料理、家庭菜園、コーヒーやワインの勉強などオススメの趣味を調べるとたくさん出てきて正直何をしたら良いか迷って結局また明日考えようなんてことも。。。
この記事ではレザークラフトをはじめて1年の私が
- レザークラフトってどんなことするの?
- 1年くらいでどのくらい作れるようになるの?
- レザークラフトをやって良かった/苦労したこと・失敗談
をお伝えしようと思います。
ですので、
こんな悩みを持った人にオススメの記事となっています。
- 何か新しい趣味が欲しい
- レザークラフトをやってみたいけど何から始めれば。。。
- 自分でハンドメイドしたものを普段使いしたい!
1.レザークラフトってどんなことするの?
レザークラフトは
- ①:型紙準備(革に切るための印をつける準備段階)
- ②:裁断(革を切る)
- ③:トコ面(革の裏面)の処理(市販の革はざらざら!)
- ④:穴あけ、縫合(縫い付けるために穴をあける)
- ⑤:コバ処理(側面の仕上がりを綺麗にする処理)
ざっくりこのような工程で作品を仕上げます。
①〜⑤の工程では
異なる工具を用いて異なる作業をすることになります。
そのため、
道具を使って物を作るのが得意な人や
1つの作業に飽きやすい人
にはレザークラフトはオススメです!
逆に、
道具を使うのが苦手な人や
1つの作業に熱中するのが好きな人
にはレザークラフトは複雑に感じるかもしれません。
レザークラフトの工具を揃える前に
体験教室などでレザークラフトを経験してから購入することをオススメします。
私の場合には父親がハマっていたので、ちょっと道具を借りて体験しました。
私は購入前の経験で次のメリットを実感しました。
- 向いてないと思う場合には無駄な出費を抑えられる
- 作業にどの程度の時間やスペースが必要か判断できる
- 作業中に出る音の大きさを体感できる(結構大きい。。。)
- 作りたい作品をイメージできる
専門店の店員さんも優しく教えてくれますが、
作りたいものが明確にないと必要のない道具もオススメされる可能性があります。
必要な物を必要なだけ購入するためには、
経験が必要になるのです。
手軽にレザークラフトを経験するためには、
- 特殊な工具がいらない簡単なキットを買って挑戦してみる
- 体験教室に行ってみる(できるだけ縫う工程のあるものが良いです)
- 知り合いの誰かにやらせてもらう
と言った方法があります。
また、作ってみたいものがあって今すぐにでも始めたい人は、
YouTubeやGoogleで「レザークラフト 初心者」での表示結果を頼りに始めると良いでしょう。
検索上位のサイトでは必要な道具一式を紹介してくれています。
2.どんなものが作れるの?
2-1.基本的に何でも作れる!
結論から言うと、
革製品であれば何でも作れると思って良いです!
もちろん
・品質を市販商品レベルにすることは難しい
・時間はかかる
・必要な道具の購入する
などの制約があることはご理解いただきたいです。
それでも、
下の革製品なら一般的に売られている道具で作ることが可能です!
- コインケース・財布
- しおり
- キーカバー/キーホルダー
- コースター
- 鍵やペンなどの小物入れ
- 小物トレー
- かばん
- ブックカバー/スマホケース
2-2. 初心者が1年目で作った作品
私も実際にレザークラフト未経験の時は、
レザークラフトの本を見ると
こんな複雑なものが作れるのか。。。
どれぐらい練習すれば良いのか。。。
写真通りに作れるのかな。。。
と感じていました。
やってみないと分からないのは理解しているつもりでも、
やっぱり実践するとなるとどうしてもためらってしまいますよね。
ここで
1ヶ月から2ヶ月に1回のペースで制作していた
私の作品をご紹介します。
1年間でこのくらいできるなら自分にも。。。。
もっと高度なものが作りたいから誰かに習おう!など、
1つの参考にしてみてください。
- キーカバー/キーホルダー
- コースター
- ブックカバー/スマホケース
- 財布
- 小物入れ(ポケモンGOPlusのケース)
キーカバー/キーホルダー
黒いのが処女作のキーカバーです。
キーホルダーはポケモンのクレッフィに寄せて作りました。
コースター
コースターです。
縫う必要がないため穴あけが不要です。
なので、少ない工具で作れます。
スマホケース
プラスチックのケース部分はボンドで貼り付けています。
見開きの左側は染色されています。
財布
こちらも革を染色してます。
また、妻が描いたクマちゃんを彫りました。
M+(エムピウ)の財布を真似て作りました。
型紙から作って1週間以上かかりました。
小物入れ(ポケモンGOPlusのケース)
PokemoGoのGOPlus用のケースになります。
自分でデザインした初めての作品。
3.レザークラフトをやって良かったこと/苦労したこと
3-1.レザークラフトのオススメポイント
実際始めるとなったら、
レザークラフトのメリットのようなことを知りたいと感じるでしょう。
・楽しそうだけど、やっぱり買った方がラクだよね。。。
・買うこととの差別化はできるの?
・作品を作ること以外に何か良かったことは?
など、疑問はやまないはず。
そこで私が感じた
・レザークラフトをやって良かったポイント
・レザークラフトのオススメポイント
を3つ紹介したい思います。
- 作品を普段使いできる!
- オリジナルの作品、グッズを作ることができる!
- 集中した時間を過ごすことができる!
3-1.作品を普段使いできる!
オススメポイントの1つめは、
普段使いできることです。
最初に作ったキーカバーやコースターは毎日使っています。
財布やポケモンGoPlusのケースも少し不器用な感じもありますが、
完璧ではない不器用さに強い愛着や満足感を感じます♪
3-2.オリジナルの作品、グッズを作ることができる!
オススメポイントの2つめは、
オリジナルの作品を作れることです。
コースターには、
妻の書いたキャラクターをカービング(掘って柄を入れること)しました。
ポケモンGoPlusケースにはロゴをカービングした
世界に1つだけの大切なケースです。
他にも市販の財布のデザインを参照しつつ、
レザーの素材を変えて自分オリジナルの作品を作れるのも楽しみの1つです。
3-3.集中した時間を過ごすことができる!
オススメポイントの3つめは、
集中した時間を過ごせることです。
僕たちの身の回りには多くの娯楽や刺激が溢れています。
テレビを観つつスマホをイジりながらだらだら時間を過ごしてしまい、
「何やっていたんだろう。。。」と後悔することがあります。
複数の作業を同時に行う(=マルチタスク)を続けていると、
注意散漫になりやすく1つのことに集中できなくなるそうです。
マルチタスクから脱するためには、
1つの作業に没頭する感覚を味わうことが有効です。
集中してものを完成させるレザークラフトは
没頭する感覚を味わう方法として有用な手段の1つだと思います。
物作りや運動、勉強も同じように没頭する感覚は味わえるものです。
ただ、たくさんの手段があることは選択の幅を広げる上でも大事な要素です。
手段の1つとして考えても良いかもしれません。
マルチタスクについて、詳しく知りたい方はこちらの記事もオススメです。
3-2.レザークラフトで苦労したこと・失敗談
革を買いすぎてしまった
1つめの苦労したこと・失敗談は、
革を買い過ぎてしまったということです。
レザークラフトの材料となる革は東急ハンズ、日暮里・浅草橋にある専門店で購入できます。
専門店に実際に行ってみると、
たくさんの色や質感の革売られており、何かに使う予定もないのにたくさん買ってしまいました。
最初にキーカバーを作って楽しくて浮かれていたのもありますが、
革の購入は計画的にという感じですね。。。
ただ、
魅力的な革との出会いは次の創作の意欲にも繋がるので、
時間を見つけてはちょこちょこ新しい物を作っています♪
複数作った作品の扱い
2つめの苦労したこと・失敗談は、
複数作った作品の扱いです。
高い完成度で作品を作りたいと考えると、同じ作品を何度も作って練習します。
キーカバーやコースターなどの小物であれば複数あっても困らないですが、
コインケースや財布などは大量に作っても扱いに困ってしまいます。
作った作品を無駄にしないためにも
簡単な作品で練習して技術を上げてから
自分の作りたいものにチャレンジするのがオススメです。
また
同じ作品でも異なる革で違いを楽しむのも良いかと思います。
道具を揃えるための費用
3つめの苦労したこと・失敗談は、
道具を揃えるための費用です。
作る物にもよりますが、レザークラフトはたくさんの工程を踏みます。
あらためて、上で紹介した簡易の手順になります。
- ①:型紙準備
- ②:裁断
- ③:トコ面(革の裏面)の処理
- ④:穴あけ、縫合
- ⑤:コバ処理(側面の仕上がりを綺麗にする処理)
それぞれの工程で共通して使う道具もありますが、
個別の工程専用の道具が存在します。
また、必須ではなくなるべきあった方が良いという道具も存在しますが、
WebサイトやYouTubeを見るとすべてが必要に思えてしまいます。
私は父親が趣味でレザークラフトをやっていたので道具を一通り使わせてもらえました。
お陰で必要な道具を考えて取捨選択することができました。
それでも、
・ボタンを止めるための道具
・カービング(彫ること)のための道具
・染色用の道具
も購入したので1万5千円〜2万円近くかけてしまいました。
でも、正直買わなくて良かったなってものもいくつかありました。。。
メルカリなどで中古のセットが売られていますし、
必要なときに必要なものだけ購入するようにしましょう。
綺麗に作るのが難しい
4つめの苦労したこと・失敗談は、
綺麗に作るのが難しさです。
レザークラフトで完成の良し悪しを左右する要素として以下の2つが挙げられます。
- 革を綺麗に切ること
- 正確に穴を空けて縫い合わせること
もちろん他にもありますが、
上の2つは基本的だからこそ 少しのずれが完成度を左右します。
革を綺麗に切ること
綺麗に切るためにはカッターと慎重さがあればそこまでひどいことにはなりません。
加えて言うと、
仕上げ処理の中で削ったりするのでリカバリーは可能です。
ただ、
綺麗にカットすることが後続の工程での余計な時間の浪費を防ぐ事ができます。
正確に穴をあけて縫い合わせること
穴をあけるのは最終処理の手前なのでリカバリーが効きづらい非常に重要な工程です。
穴あけは2つ以上の革を縫い合わせるための処理であり
穴の位置がズレると仕上がりに大きな影響が出ます。
型紙を使ってしっかり印を付けていても、
ズレてしまいがちなので精度を高めるために練習が必要になります。
加えて、
菱目という先端が尖った道具を、木槌/ハンマー/ラウンドモールで叩くことで穴を開けるのですが、
大きい音がなります。
消音の方法としては
- ゴムマットを敷く
- 菱キリで1つ1つ穴を開ける
- 専用の穴あけ器具を使う
などが紹介されています(私はゴムマットと菱キリでやってました)。
また、
自作で菱目打ち機を作成している方もいらっしゃいました。
音も小さいし別の工程でも利用できるのですごく便利そうです。
終わりに
いかがだったでしょうか
レザークラフト始めて1年の私の経験談をお伝えすることで
・1年で作れる作品の程度
・どのような喜びがあるのか
・どのような苦労や失敗があるのか
を理解してもらえたかと思います。
もちろん、
人それぞれ感じ方は異なるかと思うので、あくまでも参考程度にしかならないかもしれませんが
誰かのお役に立てていればうれしいです。
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