コロナウイルスの蔓延で自宅で過ごす時間が増えた人が多いと思います。自宅時間を豊かに過ごすために、料理や裁縫などの趣味に時間を注ぐ人もいるかと思いますが、私はその中で家庭菜園に挑戦してみました。今回は家庭菜園をする上で失敗から学んだことを紹介しておこうと思います。野菜の育て方やおすすめの野菜も紹介しますが、今回紹介した要素も知っておけばより失敗の少ない家庭菜園が実現できると思います。
1. 記事によって得られること
- 栽培を失敗しやすい野菜の種類に関する知識
- 野菜を選ぶ上で意識すること
2. 失敗談3選
2.1. 害虫対策をしてなかった
アブラムシ、アオムシ、カメムシなど発生する害虫は多々います。数匹駆除すれば問題ないとか、農薬散布すれば対策できるものであれば対応が簡単ですが、外から飛来して大量発生するアブラムシは特に厄介でした。一度繁殖を許した結果、全てを駆除することはできませんでしたし、ラディッシュはほぼ全滅してしまいました。ですから、アブラムシの発生を予防することや来てしまった場合は徹底的に駆除することをオススメします。
ちなみに、アブラムシの発生を予防するには以下の3つが有効と言われています。
- 風通しを良くする(株間をしっかりとる)
- 日当たりを良くする(反射光を使って遠ざける)
- 窒素肥料の与えすぎない(僕はやってしまった。。。)
また実際に発生してしまった場合には以下の2つの対策で駆除しましょう。
- 農薬(薬品)を撒く
- テープで直接取る
牛乳や木酢を散布し、窒息させる方法などもありますが、実践したことはないので効果の程はわかりません。
2.2. 収穫が1回の野菜は割りに合わなかった
ニンジンやラディッシュなどの根菜は、収穫が1回限りになります。それに対し、トマト・きゅうり・ナスは1つの株からたくさん収穫することが出来ますし、バジルやローズマリーは何度か収穫することができます。農園を借りて行う場合には、複数の野菜を大量に育てることもできますが、ベランダなどで栽培する場合には限られた範囲の中で多くの収穫が見込める野菜の方が良いと思います。
加えて、バジルやトマトなどはスーパーで買うと結構高いので、それが大量に収穫できるので割安感があるのも嬉しいですね。
2.3. 根菜栽培時に土の量が足りなかった
前節でも触れている通り、ニンジンなどの根菜は収穫が1回であることに加えて多くの土を必要とします。農園を借りられず、自宅で家庭菜園を作る場合には深めのプランターを買い大量の土を必要とするため非効率的と言えるでしょう。
せっかく、新しいことを初めても、「思った結果が出ない」「失敗してしまった」となれば、継続することはできませんし、多く投資した分後悔も強くなってしまうことでしょう。ですから、最初は根菜は避け、潰しの効く野菜を育てることをおすすめします。
3. 家庭菜園のメリット
3.1. 割高な野菜を使える
育てたことがある野菜をリストアップすると
①:ラディッシュ
②:ミニトマト
③:バジル
④:ローズマリー
⑤:万能ネギ
などが挙げられます
その中でも①:ラディッシュは
「2.2. 収穫が1回の野菜は割りに合わなかった」の中でも話している通り、
収穫数が限られているので割りに合わないという思いを強く感じました。
それに対して③:バジル、④:ローズマリー、⑤:万能ネギは料理に少ししか使わない割りに、
購入したら高い食材です。
しかも
料理で必要な適量が売っているわけではないので、
売っている量では少ないか多いかのどちらかになりがちです。
その分、
自宅で栽培していれば、必要な量を必要なときに収穫することができます。
さらに
紹介している③:バジル、④:ローズマリー、⑤:万能ネギは
複数回の収穫が可能なので購入するよりも割安な感じがあります。
3.2. 時間に対する余裕が生まれる
自然を感じる時間は心に時間の余裕を持たせてくれます。
これは心が日常から切り離されるからだと考えられており、
自然の中では普段のストレスや不安から解放される結果だと思われます。
自然を感じたり自然と触れ合う時間を増やす方法は
・公園でボォーッとする
・動画や写真で自然を観る
もありますが、家庭菜園も有効な手段です。
家庭菜園で野菜を育てて、自然と触れ合う時間を増やすことで
時間に対する余裕を持つことができるようになります。
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